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『幸せになる勇気』アドラー心理学『嫌われる勇気』続編は幸せがテーマ
あなたの悩みをズバリ解決!
あなたが必要とする本を提供します!
本のソムリエ じゅんです。
amazon評価(2017/2/25現在) :
分かりやすさ :
実践しやすさ :
役に立った度 :
じゅん評価:
目次
この本『幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教えII』はこんな方におすすめ
・前作『嫌われる勇気』を読んで、感銘を受けた人
・前作『嫌われる勇気』を読んで、一部理解はできるんだけど、しっくりこない人
・『アドラー心理学』を理解したいと思っている人
『幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教えII』目次
第一部 悪いあの人、かわいそうなわたし
第二部 なぜ「賞罰」を否定するのか
第三部 競争原理から協力原理へ
第四部 与えよ、さらば与えられん
第五部 愛する人生を選べ
他人の人生ではなく、自分の人生を生きるためのアドラー心理学 待望の続編
『アドラー心理学』ブームを巻き起こした前作『嫌われる勇気』。
これを読んだ方は多いのではないでしょうか?
人間の悩みはすべて『対人関係』、他人の人生ではなく自分の人生を生きる。
難解なアドラーの思想に共鳴した人もいれば、怒りを覚えた人もいれば、まったく理解できなかったという人もいるでしょう。
今このブログを読んでいるあなたは、恐らく前作『嫌われる勇気』を読んだことがあるから、この『幸せになる勇気』にも興味を持ったのだと思います。
『哲学』という分野はとかく難しく語られがちです。
私も大学時代、工学部ながら1年次は『教養学部』と称して、『哲学』の授業を受けました。
『哲学』の教授は、ずっと『フーコー』のことを述べ続け、延々と意味の分からないことをしゃべり続けていました。
いやあ、今思い出せるのは『フーコー』っていう人がいたということと、『セクシャリテ』って単語くらいだなあ、意味わかんないけど。
とまあ、こんな感じで『アドラー心理学』もやっぱり難解なわけです。
でもそこは著者の岸見先生と古賀先生が、すごく分かりやすい『哲人』の言葉で語ってくれているので、全部は無理でも一部はうんうんと納得できる内容でした。
そんな『嫌われる勇気』の第2弾『幸せになる勇気』。
どんな内容なのでしょうか?
『幸せになる勇気』とは何なのか? 本当の『自立』、本当の『愛』とは?
舞台は前作『嫌われる勇気』と同じ『哲人』の書斎。
あの激情型の主人公は今回も怒りまくってます。
そんな主人公を冷静に受け止める哲人。
前作『嫌われる勇気』では、『自分の人生』を生きるために、相手の思い通りにならない生き方を選択できるか、『嫌われてでも他人ではない、自分の人生を生きる勇気を持とう』というのがテーマでした。
もちろんこれは『唯我独尊』に生きろということではない。
いかに『自立』し、他人を『愛』するか。
今回はこの辺りが主要テーマになります。
最近、私の周りには『アドラー心理学』を実践している人が増えている、と感じています。
『与えよ、さらば与えられん』
『幸福とは貢献感である』
仕事でも友達付き合いでもなんでもそうですが、『自分は誰かの役に立っているんだ』という『貢献感』を持てることが『幸福』につながる。
正直私もこの本の内容を全部理解したとは言い難いです。
でも何度も読み返すことによって、少しずつ理解し、少しずつ実践していけるようになればいいんじゃないかと思っています。
『哲人』は言います。
『人間が変わるタイムリミットは寿命を迎えるその前日まで』と。
死ぬまで一生成長していこうではありませんか。