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腰痛放浪記椅子がこわい表紙


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『腰痛放浪記 椅子がこわい』夏樹静子が闘った腰と心の闘病日記

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本のソムリエ じゅんです。

 

 

amazon評価(2016/12/24現在) :

(4.4/5)

感動度 :

(4/5)

かっこいい度 :

(4/5)

感情移入度 :

(5/5)

じゅん評価:

(5/5)

 

この本『腰痛放浪記 椅子がこわい』はこんな方におすすめ

 

・慢性的な腰痛に悩んでいる人

・親や身近な人が腰痛に悩んでいるという人

・どんな治療を施しても一向に良くならない腰痛持ちの人

 

『腰痛放浪記 椅子がこわい』目次

 

第1章 見あげる風景

第2章 筋肉の預金残高

第3章 世に腰痛者と名医は多い

第4章 霊

第5章 心身症

第6章 入眠剤四百錠

第7章 海の見える寝室

第8章 螺旋階段

第9章 啐啄(そつたく)同時

大作家 夏樹静子が闘った腰と心の病

 

夏樹静子と言えば、映画にもなった『Wの悲劇』や、ゲームとしても話題になった『ドーム』等言わずと知れた大作家です。

 

 

 

 

そんな大作家である夏樹静子が、3年間にわたる腰痛闘病生活について面白おかしく綴ったのが今回紹介する本『腰痛放浪記 椅子がこわい』です。

 

腰痛の原因は大抵の場合、骨の歪みやスポーツによる過度な腰の酷使によるもので、病名としては『椎間板ヘルニア』だったり、『脊柱管狭窄症』だったりということが多いです。

 

しかし、夏樹静子の場合は、骨の歪みを治しても腰痛が治らない。

 

実は身体的な腰の歪みだけでなく、心因性の腰痛というものもあり、頑固者である夏樹静子の場合、それが過度に表出してしまったが為に、どれだけ身体的な治療を施しても治らない、という悲劇を繰り返してしまいます。

 

『アルジャーノンに花束を』を思い起こさせる腰痛闘病日記

 

『腰痛放浪記 椅子がこわい』は夏樹静子の闘病記を、日記のような形式で綴っています。

 

始めは『何か腰に違和感があるぞ』という初期症状から始まり、やがてお産より苦しいんじゃないかという慢性的な腰痛に苦しむ期間を経て、最終的に元の状態に戻っていく。

 

その展開はまさにダニエル・キイスの代表作『アルジャーノンに花束を』を思い起こさせます。

 

 

夏樹静子本人は苦しんでいるんだろうけど、軽妙な語り口でところどころクスッと笑ってしまいます。

 

腰痛の原因の一つの可能性として捉えよう

 

実はこの作品『腰痛放浪記 椅子がこわい』を読んだのは、『実の母親が腰痛で悩んでいるので、その気持ちを分かるためにも読んでみなさい』と義母に勧められたのが切っ掛けでした。

 

正直、自分が今まで生きてきて、腰痛に苦しんだことが無いので、この本を読んで腰痛持ちの人の気持ちが理解できたかというと、多分できてません。

 

実の母親の腰痛の原因は検査の結果、明らかな身体性からくる『椎間板ヘルニア』であり、限りなく『脊柱管狭窄症』に近い症状のため、心因性のものとは違いそうです(『病は気から』というので、多少メンタル的な要素もあるとは思いますが)。

 

この『腰痛放浪記 椅子がこわい』に書かれている夏樹静子の症状は、腰痛の原因の一つの可能性として捉えるのが良いでしょう。

 

あなたがこれだけ読んで、『腰痛は心の持ち方次第なので、絶食療法しよう』なんて短絡的に考えることのないように。

 

実の母には、まず身体性の治療を試みてもらうようにしていきたいと思います。

 


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