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夏川草介『神様のカルテ』感想 – 心温まる人間物語

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本のソムリエ じゅんです。

 

 

amazon評価(2016/8/6現在) :
(3.8/5)

感動度 :
(4.5/5)

かっこいい度 :
(3.5/5)

感情移入度 :
(4.5/5)

じゅん評価:

(5/5)

 

この本はこんな方におすすめ

 

・心のイライラを鎮めたい人

・優しさに飢えている人

・映画の原作を読んでみたいと思っている人

『神様のカルテ』紹介動画

『神様のカルテ』目次

 

第一話 満天の星

第二話 門出の桜

第三話 月下の雪

 

『神様のカルテ』はこんな作品!

 

長野県松本市の街並み

 

この作品は2011年に、嵐の櫻井翔さん主演で映画化された作品の原作本です。

 

栗原一止(いちと)は信州にある『24時間、365日対応』の病院で働く、29歳の内科医。

 

この病院は常に医師が不足しており、専門外の分野の診療や、3日間寝ずの出勤など日常茶飯事。

 

一止は妻のハルに献身的に支えられ、経験豊富な看護師と、変わり者だが優秀な外科医の友人と助け合いながら、日々の診療をなんとかこなしている。

 

そんな栗原に、母校の医局から誘いの声がかかる。

 

大学に戻れば、休みも増え愛する妻と過ごす時間が増える。

 

最先端の医療を学ぶこともできる。

 

だが、大学病院や大病院に『手遅れと見放された患者たちに精一杯向き合う医者がいてもいいのではないか?』と悩む一止の背中を押してくれたのは、死を目前に控えた高齢の癌患者である安曇さんからの思いがけない贈り物だった。

 

(巻末の文章をブログ用に多少改編しています)

 

私の感想は『読んでいて心温まり、優しく、幸せな気持ちになれる作品』でした。

 

一人ひとりの個性的なキャラクターが一生懸命生きている姿に勇気づけられる

 

信州大学松本校舎

 

主人公で医者の栗原一止、一止の妻でカメラマンのハルこと榛名、御嶽荘の住民の男爵や学士殿、医者仲間の砂山や東西さん、水無さん、患者の安曇さんや田川さんetc…

 

この作品に登場するキャラクターひとりひとりがすごく良い味を出しています。

 

特に一止とハルの住むアパート『御嶽荘』の住民の『男爵』と『学士殿』。

 

『学士殿』は信濃大学文学部哲学科に通っていると称している。

 

第二話の『門出の桜』では、この『学士殿』が中心のお話しなのですが、1つ屋根の下に暮らしてる住人ながら、実はずっと隠していることがあり・・・

 

この第二話の最後の『男爵』の取った行動が、泣かせてくれるのです。

舞台は長野の松本、都会では味わえない平穏がここには存在する

 

信州松本商店街縄手通り

 

舞台は私が学生時代に住んでいた松本。

 

住んだことがある地域だけあって、個人的にすごく親近感の湧く作品でした。

 

信州大学の医学部(『神様のカルテ』作品中では『信濃大学』という名称になっています)は、国内初の『生体肝移植』が行われる等、時々ニュースにもなる全国有数の大学病院。

 

そんなところから声を掛けてもらっているのに、全く出世欲のない主人公の一止。

 

医者なのに自身はおんぼろのアパートに住んでいる。

 

妻のハルは山岳写真家。

 

松本城の情景や、長野の星空。

 

都会では味わえない風景が、作品を読みながら、頭の中に甦ってきます。

忙しい人ほど、この作品を読んで、心の平穏を取り戻してほしいです。

 

 


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