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星の民のクリスマス表紙


  • 文学・評論・ノンフィクション

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『星の民のクリスマス』物語の中の世界をさまようファンタジーストーリー

あなたの悩みをズバリ解決!

あなたが必要とする本を提供します!

本のソムリエ じゅんです。

 

 

amazon評価(2017/4/2現在) :
(4.2/5)

感動度 :

(4/5)

かっこいい度 :

(3/5)

感情移入度 :

(3/5)

じゅん評価:

(4/5)

 

この本『星の民のクリスマス』はこんな方におすすめ

 

・『日本ファンタジーノベル大賞』大賞受賞作品を読んでみたいと思っている人

・ものがたり世界が実際に動き出したらどうなるか? といった妄想をいつも膨らませている人

・いい意味で裏切られたと思える作品を読んでみたいと思っている人

 

『星の民のクリスマス』目次

 

一章 影

二章 これが現実

三章 「下から三番目同盟」にふさわしい始め方

四章 テキストの在処

五章 熊じゃないズベン・エス・カマリがすべきこと

六章 それぞれの重要な仕事

七章 「こんにちは同盟」の至要たる情報交換

八章 金と銀

九章 真実

十章 「だからなんだ?」

十一章 物語が始まる

 

『物語の中で生きる』とはどういうことか?

 

クリスマスイルミネーションに彩られた街

 

ある歴史小説家の最愛の娘が行方不明になった。

 

10歳になった彼の娘は、彼女が4歳の時に父親が書いてくれたクリスマスの物語の中に迷い込んでいたのだ。

 

そして、その歴史小説家もいつの間にか自分の書いた物語の世界に入り込み、娘を探すことになる。

 

なぜ父娘は物語の世界に迷い込んでしまったのか?

 

父娘は再会を果たし、現実世界に戻ることはできるのか?

 

ファンタジーなのに、どこかで見たことのあるような世界で繰り広げられる、不思議な物語です。

 

物語の中の物語が秀逸、心温まるクリスマス世界

 

電飾輝くクリスマスツリー

 

いろいろな新人賞の受賞作品を読んでいる中で選んだこの作品『星の民のクリスマス』。

 

読み終わったのが3/27、書評を書いているのが4月に入ってから。

 

もっと年末に近づいてから読むべき作品だったかもしれません(^^ゞ

 

クリスマスを題材にしているとはいえ、物語全体はけっしてほのぼのした感じではありません。

 

物語後半はどんどん先を読み進めたくなる感じになるのですが、正直、物語前半はまどろっこしい感じを受けます。

 

そんな中でも、わずか7ページですが、歴史小説家が書いたクリスマスの物語が秀逸で、心温まる作品になっています。

 

これを読むだけでも価値のある作品といってもよいでしょう。

 

物語の中の世界に迷い込んだらこんな世界だった

 

メリークリスマスのメッセージとサンタとトナカイのオブジェ

 

父娘が、自分たちが物語の世界に迷い込んだと気づく理由なんかが強引すぎて、全体的に世界観の構築が甘いかな、という部分は正直目立ちます。

 

それでも物語の全体に流れる優しい雰囲気は、読んでいて心地よさを感じるでしょう。

 

納得できない部分が多いと物語に入り込めない、という人には向かないかもしれませんが、ファンタジー小説好きの人は一読の価値ありと思います。

 


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