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片岡愛之助主演今井翼共演の歌舞伎GOEMONのポスター


  • コラム

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『歌舞伎とは何か?』を知りたいならこの3冊の本を読め!

あなたの悩みをズバリ解決!

あなたが必要とする本を提供します!

本のソムリエ じゅんです。

 

先日、片岡愛之助さん主演、今井翼さん共演の歌舞伎『GOEMON』を観てきました。

 

歌舞伎にフラメンコを合わせた斬新な構成のこの『GOEMON』。

 

『歌舞伎とは何か?』『歌舞伎とはどんなものなのか?』

 

日本人でも、案外歌舞伎を観たことない、という人は多いのではないでしょうか?

 

そんなまだ歌舞伎を観たことないというあなたに向けて、歌舞伎を知るために最適な本を紹介します。

歌舞伎って敷居が高いんじゃないの?

 

歌舞伎座外観

 

あなたは歌舞伎を観たことありますか?

 

最近は、市川海老蔵や中村勘三郎、七之助兄弟、片岡愛之助といった歌舞伎俳優がテレビに出ることも多くなったので、歌舞伎俳優を見たことない、という人はほとんどいないでしょう。

 

しかし、歌舞伎俳優は知ってても、歌舞伎そのものを観たことある、という人は私の周りを観ていても案外少ないですよね。

 

せっかく日本人なんだから、日本の伝統芸能を観ておきたい、でも、歌舞伎ってなんだか敷居が高そう、なんてあなたは思ってませんか?

 

私も最初はそう思っていました。

 

でも、10数年前に、妻と結婚する前に初めて歌舞伎を観に行って以来、既に何回観たか覚えてないくらい歌舞伎座に通ってますが、日本人なら歌舞伎を観に行かないのは、人生を損していると断言できます。

 

そして、意外に敷居は高くないのです。

 

では、『歌舞伎は敷居が高い』という先入観を持ってしまっているあなたに最適な本をこれから紹介しますね。

 

『まんがDE歌舞伎』いまいかおる

 

 

まず最初に紹介するのは『マンガ本』です。

 

『歌舞伎は敷居が高い』という先入観を持っているあなたでも、『マンガなら大丈夫かも?』って思えませんか?

 

この『まんがDE歌舞伎』では、いくつかの歌舞伎の代表作をマンガで解説してくれています。

 

例えば、私の好きな作品の一つに『女殺し油の地獄』という作品があるのですが、話の筋がこれを読んでいればだいたい分かっちゃいます。

 

これを読んでいただければ、『歌舞伎って案外難しくないかも』と思っていただけるのではないでしょうか?

 

それもそのはず、江戸時代の頃の歌舞伎は、現在のテレビドラマのような存在。

 

庶民が観て喜んでいたものなんだから、難しい訳がありません。

 

しかも、現代まで残ってきた作品はたくさんあった演目の中でも、人気のあったものだけが残っているのですから、おもしろくない訳がない。

 

あ、でも、このマンガ読んで満足してちゃいけませんよ。

 

実際の歌舞伎の舞台を観て、初めてそのおもしろさが分かる、というものです。

 

『女殺し油の地獄』にしても、次の場面は実際の舞台を観た方が、何倍、何十倍もおもしろいですよ。

 

必死に抵抗するお吉

懸命に追いすがる与兵衛

明りの消えた家の中

流れ出た油にこけつまろびつ無言の惨劇は続く

これ、実際の舞台はホントに興奮します。

 

この演目見かけたら、ぜひ観に行ってみてください。

 

『歌舞伎キャラクター事典』荒俣宏

 

 

荒俣さん、こんな本も書いてるんです。

 

ゲームの攻略本のように、歌舞伎の登場人物名鑑が一冊にまとめられています。

 

こういうキャラクターが歌舞伎の舞台に出てくるのね、ということが分かれば、これはおもしろそうだな、という雰囲気がつかめると思います。

 

例えば、『お岩さん』。

 

名前を聞いて、知らないという日本人はいなくても、じゃあどういう話だっけ? となってしまう人も多いのでは?

 

『人物』『物語』『歴史』『名ぜりふ』『雑談』を1ページに渡って説明してくれているので、お岩さんのことが大体分かっちゃいます。

 

これを読んでから、実際の歌舞伎の舞台を観に行くことをおすすめします。

 

『一念通さで置くべきか』

 

のセリフがどこで出てくるかを楽しみに、舞台を観ると、一層歌舞伎を楽しめること請け合いです。

 

『日本一小さくて贅沢な学校』佐々木英乃助

 

 

最後はちょっと趣向を変えて、歌舞伎役者を育てるための学校について書いた本を紹介します。

 

日本は今、少子高齢化で、人口先細り状態にあります。

 

その波は歌舞伎界にも襲ってきています。

 

今でこそ、市川海老蔵や中村兄弟等、有望な歌舞伎役者が大勢いますが、将来に渡ってそれを維持できるかというと、いささか不安なところがあります。

 

聞いたことあると思いますが、歌舞伎の世界は元来『梨園』の世界。

 

歌舞伎役者の跡継ぎは歌舞伎役者の子供であることがほとんどです。

 

しかし、近い将来、絶対にそうも言ってられなくなる日が来ることは明白です。

 

では、どうすれば良いか?

 

そこで作られたのが、歌舞伎役者を育てるための学校『国立劇場歌舞伎俳優養成学校』。

 

歌舞伎役者という職業が、如何に大変なものか、これを読めば一目瞭然。

 

歌舞伎とは何かを知るには、ここまで読めばだいたい理解できるのではないでしょうか?

 

歌舞伎鑑賞は難しくない!

 

歌舞伎開演前のイヤホンガイドレンタルコーナー

 

以上、『歌舞伎は難しい』という思い込みを払拭するのに最適な本を3冊紹介しました。

 

実際に歌舞伎を観に行くと、『イヤホン解説』なるものがあったり、『筋書』を舞台前に読んで直前予習ができたりと、歌舞伎界も歌舞伎というものの敷居を下げる努力をすごくしてくれています。

 

ぜひ一度、歌舞伎の舞台を実際に観に行ってみてください。

 

あなたが実際に歌舞伎を観に行くのなら、最初の題材は『喜劇』をおすすめします。

 

私が初めて観た歌舞伎は『弧狸弧狸話』。

 

とある夫婦が繰り広げる、キツネとタヌキの化かし合い。

 

故中村勘三郎さん(当時は中村勘九郎を名乗っていました)が、そのドタバタぶりをこれでもか、これでもか、というくらいに見せつけてくれて、腹を抱えて笑った記憶があります。

 

こういうのを観たら、あなたも歌舞伎の虜になること間違いなしです。

 

日本人なら、『歌舞伎とは?』と聞かれたら、答えられるようにしておきましょう!


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