- ビジネス・経済・投資・金融・会社経営・語学
スポンサードリンク
話が噛み合わない相手と『話を噛み合わせる技術』
あなたの悩みをズバリ解決!
あなたが必要とする本を提供します!
本のソムリエ じゅんです。
目次
『話を噛み合わせる技術』はこんな方におすすめ
・『話が噛み合わない』と言われたけど、『話が噛み合わない』ってそもそもどういうこと? と感じている人
・この人とは『話が噛み合わない』なあ、という苦手意識を持っている人がいる人
・話を噛み合わせて、仕事やものごとをスムーズに前に進めたいと思っている人
話が噛み合わない相手と話を噛み合わせるにはどうすればよいか?
仕事を前に進めたいのに、ビジネスパートナーと話が噛み合わなくて前に進まない・・・そんなことってありますよね?
今回紹介する『話を噛み合わせる技術』では、そんな
『どうもこの人と話してると話が噛み合わない』
なんて人とでも、話を噛み合わせることができる技術・スキル・テクニックを身につけることができます。
『話を噛み合わせる』ための技術として、一番に身につけたいのが『ホールパート法』 。
『ホールパート法』とは『話し方』の一種で、『一本の木』に例えて、次のように話を進める方法です。
1.一番伝えたい話の『論点』を簡潔に話す(論点=幹)
2.二番目に、話の『幹』を補足する『枝』をすべて話す
3.三番目に、話の『枝』を補足する『葉』を個別に話す
これって、『話が噛み合わない』人との会話だけでなく、普段から気をつけるべきことですね。
プレゼン、メール、会話。
例えば『コストを意識してほしい(幹)。意識すべきコストとは『残業』『出張旅費』『通信費』だ(枝)。残業については・・・。出張旅費については・・・。通信費については・・・(葉)』といった感じですね。
すべてにおいて、スムーズに相手に理解してもらいたいのであれば、こういった伝え方のテクニックを愚直に実行することが重要です。
そもそも『話が噛み合わない』とはどういうことか?
そもそも『話が嚙み合わない』って、どういう状態のことでしょうか?
この本『話を噛み合わせる技術』では、次のように定義しています
・あさっての方向
・早とちり
・結論ありき
重要な話をしているのに全然違う話に変わっていってしまう(明後日の方向)だとか、人の話を聞かずに勘違いしてしまう(早とちり)だとか、『こうしたい』『こうに決まっている』というふうに『結論ありき』に凝り固まってしまっている場合に『話が嚙み合わない』ことになるわけですね。
これは、自分も気をつけなければ、相手を困らせてしまうことになってしまいます。
『話を噛み合わせる技術』まとめ
『話を嚙み合わせる』ための最重要テクニック『ホールパート法』を身につけるだけでも効果はあるはずです。
その部分を読むだけでも価値のある本だと思います。
ただ、『話し方』の本であるにも関わらず、全体的に話がとっ散らかっている感があって残念。
また、せっかくたくさんの例が挙げられているのに、それらを『こういうふうにすれば、こう解決できるよ』というのがないのも全体的なわかりにくさを助長しているような気もします。
一部のテクニックを除いては、どう自分ごとに置き換えるかが難しいです。
この辺りの記述を意識した次回作(あるかどうかわかりませんが)に期待したいですね。
『話を噛み合わせる技術』目次
第1章 「話が噛み合わない」とは、どういうことか?
第2章 話が「噛み合わない度」チェック
第3章 話を噛み合わせる技術―基本篇
第4章 話を噛み合わせる技術―応用篇
第5章 話を噛み合わせるツールのつくり方
第6章 話が噛み合わないほうがいいとき
評価
amazon評価(2017/5/9現在) :
分かりやすさ :
実践しやすさ :
役に立った度 :
じゅん評価: